世界メンタルヘルスデー2020 みんなで考えよう、メンタルヘルス
世界メンタルヘルスデー とは?

 世界精神衛生連盟(WFMH)が、1992年より、メンタルヘルス問題に関する世間の意識を高め、偏見をなくし、正しい知識を普及することを目的として、10月10日を「世界メンタルヘルスデー」と定めました。
 その後、世界保健機関(WHO)も協賛し、正式な国際デー(国際記念日)とされています。

 → 世界メンタルヘルスデーに関する厚生労働省のページはこちら

 → 世界メンタルヘルスデーの世界公式サイトはこちら(英語)

 
シルバーリボン運動 とは?

 シルバーリボンは脳や心に起因する疾患(障害)およびメンタルヘルスへの理解促進を目的とした運動のシンボルです。
 シルバーリボン運動は、統合失調症への理解を求める取り組みとして、1993年に米国カリフォルニア州からはじまりました。どんよりとした雲の隙間からこぼれる太陽の光が、銀色に輝き、それが希望の光のようだったことから、シンボルカラーがシルバーとなりました。
 その取り組みは年月と共に発展し、現在では脳や心に起因する疾患(障害)およびメンタルヘルスへの理解を促進する運動として、脳や心に起因する疾患(障害)に対する誤解や偏見を和らげ、それらを抱えるご本人やそのご家族が前向きに生活することができる社会の実現を目指して、世界規模で展開されています。
 日本では2002年に福島県の浜通り地方(楢葉町)からはじまり、現在はNPO法人シルバーリボンジャパンが、脳や心に起因する疾患(障害)やメンタルヘルスに関する事柄に対し、多くの方々に目を向けてもらえるよう、毎年10月10日の世界メンタルヘルスデーに合わせて普及啓発イベントを行っています。
 イベントなどで正しい知識や価値ある情報を発信していきながら、脳や心に起因する疾患(障害)を抱える方たちが前向きにリカバリーできる、そのような社会の実現を目指しています。
 10月10日(土)、10月11日(日)の二日間、東京タワー2階フロアのシルバーリボンジャパンのブースにて、メンタルヘルスの啓発を目的とした「向き合うと変わりはじめる写真展」を開催しています。

 → シルバーリボン運動の公式サイトはこちら